データが新しい価値やビジネスを生むデジタル時代。IT技術の革新を背景にデータの量と種類が増大し、それを取り扱う技術の巧拙が金融機関のリスク管理・コンプライアンス対応は勿論のこと、デジタル化の成否にも大きな影響を及ぼすようになってきています。
本講演では冒頭で、金融機関におけるデータの本質的意味とデータガバナンスの重要性を再確認します。具体例としては、ストレステスト規制やデータ保護規制に対する欧米金融機関の取り組み、およびデジタル化を目指す一般企業の取り組みをご紹介します。そこから描く、目指すべきデータガバナンスのゴールに向けて金融機関が実務的にどのように対応すべきかご説明します。
1992年野村総合研究所(NRI)入社。都市計画、事業開発コンサルティングを担当。
NRIネットコム、本社企画部、アジア事業推進室を経て、2008年にNRIと三菱商事と合弁会社である上海菱威深信息技術有限公司(iVision上海)に出向し、副総経理を担当。
14年NRIシンガポールに出向し、金融システム事業を担当。17年より現職。
2000年野村総合研究所(NRI)入社。
証券会社の債券ポートフォリオ管理システム構築やトレーディング部門のIT戦略策定支援を担当。
04年銀行リテールの非対面チャネル関連システムの企画・営業担当。
大手銀行に常駐し、事業探索・ソリューション企画を推進。
15年大手銀行市場部門のIT戦略策定支援や、金利リスク管理、流動性リスク管理システムの導入を主導。
18年大手金融機関のAML/CFT対応システムの導入を主導。17年より現職。
2003年野村総合研究所(NRI)入社。銀行の投資信託窓販システムや勘定系システムの企画・開発を担当。
14年複数の金融機関において、リテール金融商品のデータマーケティング分析を支援。
15年 大手銀行の流動性リスク管理システムの導入を担当。
18年大手金融機関のAML/CFT対応や、データガバナンス導入を支援。
※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい。
株式会社セミナーインフォ
2020-01-29(水) 13:30~16:30
参加費35,640円 (定価 36,640円)
株式会社セミナーインフォ カンファレンスルーム
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