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機械学習システム開発契約・法務・リスク管理

~基礎理論/技術特性からそれらを勘案した『AI・データ契約ガイドライン(AI 編)』対応までを平易に解説~
機械学習開発における法的留意点のポイントを解説する
機械学習システム開発契約・法務・リスク管理

講演内容

現在、AIシステム開発が活発化している一方で、これに対する契約をはじめとする法律実務が確立しているとは言いがたく、開発契約をどのように行い、どのような点に留意すべきか、必ずしも明瞭ではない。また、AI技術基礎や理論基礎の理解なくして法律実務の遂行は問題が多く、管理体制構築も不十分な状況です。このような状況の中、法律やガバナンス問題について適切な AI技術契約取決め方法検討のため、最近、経産省から『AI・データの利用に関する契約ガイドライン(案)』(AI編)が発表され、一定の実務が今後定着してゆくことが予測されます。

AI開発契約については、AI技術やデータ解析が有するさまざまな特性について理論基礎や使用プログラム言語までを鳥瞰した上で、従来のシステム開発とは異なった視点から作成する必要があります。そこで、本セミナーでは機械学習の基礎理論を、四則演算程度の知識のみでざっくり理解してもらった上で、態勢整備などの参考になるよう、『ガイドライン』を元に開発時点での法的留意点や今後定着が予測される契約実務のあり方について解説します。

また、プロジェクト失敗における典型的な失敗例(及びそのリスク回避方法)や責任についても検討します。

講師

古川 直裕 氏

コグニビジョン株式会社課長/弁護士

東京大学法学部卒、東京大学法科大学院修了。都内弁護士事務所で勤務の後、外資系企業を経て現在コグニビジョン株式会社に企業内弁護士として勤務。

画像解析を中心とした機械学習システム商品の開発やデータ分析プロジェクト、機械学習に関する技術調査に従事 使用言語は Python、日々、機械学習のソフトウェアライブラリーの TensorFlowと格闘中。

論文『機械学習システム開発における法務(上)(中)(下)』を NBL (商事法務)で(No.1119、2018/4/1 号)から掲載し、『AI・データの利用に関する契約ガイドライン(案)』(AI 編)が公表される以前から、トライアル契約を先行させることや準委任契約が馴染むことなど『ガイドライン』と同様のことを考察した。

当日のプログラム

1.はじめに:自己紹介を兼ねて

2.機械学習を取り巻く現状

(1)機械学習の歴史と現状
(2)法律業界の機械学習に対する状況

3.機械学習入門:契約実務のための技術基礎をざっくりゼロから学ぶ

(1)機械学習技術基礎(ディープラーニング以外)
(a)タスク:回帰、分類、クラスタリング
(b)種類:教師あり学習、教師なし学習
(c)過学習
(2)ディープラーニング技術基礎
(3)データの収集と前処理
(a)収集と法的留意点
(b)前処理と法的留意点
(4)性能評価と検証

4.機械学習を推進するための体制整備

(1)人材
(2)経営層
(3)組織体制
(4)カルチャーの醸成

5.開発における特殊性・留意事項と契約への反映

(1)探索的性格
(2)予測困難
(3)データ依存性
(4)再利用需要
(5)プロジェクト失敗の原因と責任

6.その他様々な問題に対する試論

(1)説明義務との関係
(2)動作の予測不可能性

7.質疑応答

補足事項

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい。

主催企業

株式会社セミナーインフォ

お申し込み

開催情報

開催日時

2018-08-27(月) 9:30~12:30

参加費

36,200円 (定価 37,200円)

会場

株式会社セミナーインフォ カンファレンスルーム

〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル2F