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AI・アルゴリズム高速トレードにおけるリスク管理高度化対応実務の最前線

~フィンテックに対するドッドフランク法と金商法、MiFIDIIなど相場操縦・市場不正行為規制の新たな展開と国内コンプライアンス実務での留意点~
AI・アルゴリズム出現による高速取引における昨今の相場操縦・市場不正行為の規制と国内でも見られる処罰事例動向について具体的に概説
AI・アルゴリズム高速トレードにおけるリスク管理高度化対応実務の最前線

講演内容

株式・商品・通貨をはじめ、仮想通貨の市場においても、高速取引(High Frequency Trading)などのアルゴリズムトレードが広がりを見せ、AIをトレーディングに活用する試みも数多くみられるようになってきました。従来の人の手や判断による注文執行を前提としていた金融商品取引市場の価格形成のメカニズムと市場規制は、大きく変容を迫られています。

これにあわせるように、近時、ドッドフランク法により新設された「スプーフィング」規制に基づき、米国の内外を問わず先物取引を行う者に対して、米国当局が数千万ドルの制裁金や刑事罰を課すケースが激増しています。かかる米国当局の積極的な摘発の動きは他の当局にも広がりを見せており、日本の当局も相場操縦規制について積極的に適用を始めるのではないかと思われる兆候も認められます。

本セミナーでは、我が国において先物取引を行う者にとっても見落とされがちだが摘発された場合は損害が大きく直接のリスクとなっている、新しい「スプーフィング」規制の内容を含め、アルゴリズム取引の出現によって変容しつつある国内外の相場操縦・市場不正行為の規制について日米を中心に概説するとともに、国内外において増加している処罰事例を踏まえた具体的な事例を検討し、併せて国内外の当局対応を視野に入れた国内におけるコンプライアンス体制の構築についても解説します。

〈注〉相場操縦・市場不正行為規制など「望ましくない行為」 として規制が自明の分野では、ロジックが明確に整理されないまま、細かな規制の網が張り巡らされていくということは、世界中において良くみられ、本件もその一例とみなすことができます。

講師

松添 聖史 氏

ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
キャピタルマーケットグループ代表
パートナー

慶應義塾大学法学部法律学科卒。1998年弁護士登録(50期)ニューヨーク州弁護士。

国内法律事務所を経て、英米法律事務所にて金融法務実務に従事 主にクロスボーダーの銀行・証券・ストラクチャードファイナンス取引及び規制対応を取り扱う。

複数の外資系証券会社への出向経験があり、金融庁の店頭デリバティブ市場規制に係る検討会委員などを務める。

当日のプログラム

1.市場取引におけるフィンテック活用と規制の現状

(1)市場取引におけるフィンテック
(a)アルゴリズムトレード
(b)高速取引
(c)AIの活用
(d)仮想通貨と先物
(e)先物市場へのアクセスの拡大
(2)平成29 年金融商品取引法改正と高速取引
(a)登録制の概要
(b)業務に対する規制
(c)取引所等の対応
(3)米国及び欧州における規制
(a)米国CFTCによるアルゴリズムトレード規制
(b)欧州MiFIDIIによるアルゴリズムトレード規制

2.相場操縦・市場不正行為規制

(1)総論
(a)市場における価格形成の在り方
(b)相場操縦とその他の市場不正行為(インサイダー、風説の流布)
(2)相場操縦の主な類型
~仮装売買、釘づけ、買い上がり、見せ玉、パンプ・アンド・ダンプ、モメンタム・イグニッション等
(3)日本の相場操縦規制
(a)金融商品取引法における相場操縦規制
(b)商品先物取引法における相場操縦規制
(c)取引所規則における相場操縦規制
(4)米国の相場操縦規制
(a)商品取引所法とCFTC規則
(b)証券法とSEC規則
(c)ドッドフランク法によるスプーフィングの導入
(5)欧州Market Abuse Regulationの概要

3.事例研究と近時の処罰傾向

(1)日本における処罰事例と傾向
(2)米国における規制当局の概説
~CFTC、SEC 及びDOJの関係と取引所の役割
(3)米国における処罰事例と傾向

4.あるべきコンプライアンス体制

(1)当局が注目すべきポイント
(2)具体的な対策と検討すべきポイント

5.質疑応答

補足事項

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい。
※ 当日の講演は最新動向を加味するため一部内容の変更・更新がある場合がございます。

主催企業

株式会社セミナーインフォ

お申し込み

開催情報

開催日時

2018-11-27(火) 13:30~16:30

参加費

35,340円 (定価 36,340円)

会場

株式会社セミナーインフォ カンファレンスルーム

〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル2F