金融機関から見るSTO(Security Token Offering)の現状と課題

金融機関から見るSTO(Security Token Offering)の現状と課題

2020年はブロックチェーンを用いたデジタル証券、すなわちセキュリティトークンの発行実験の成果が相次いで公表された。野村総合研究所、大和証券、三井住友信託銀行などが代表的な事例であろう。本稿では、きっかけとなった昨年の金融商品取引法(金商法)改正と現状のスキーム、今後の展望について解説する。

  • FinTech・IT
  • 2021/06/22
ニューノーマル時代における保険会社・代理店の法的留意点

ニューノーマル時代における保険会社・代理店の法的留意点

新型コロナウイルス感染症の影響拡大は、従来の保険募集の実務に大きな変化をもたらした。基本的には対面で行われてきた保険募集の一部がweb会議システムなどを用いてオンラインで行われることが広がり、また近時では、新型コロナウイルス感染症の影響による損害を補てんする保険商品も販売されている。また、近年、保険業界に関連する法令等の改正が相次いでおり、保険業界のビジネスへの影響が注目されている。本稿では、まず、web会議システムを用いた保険募集について簡単に解説したのち、近時の法令等の改正について触れることとしたい(本稿は2021年4月15日現在の情報に基づくものである。)。

  • 金融法務
  • 2021/04/28
PythonやRを使用したデータ分析~評価指標を踏まえた運用の仕方~

PythonやRを使用したデータ分析~評価指標を踏まえた運用の仕方~

今回は「評価指標を踏まえた運用の仕方」として、予測モデルを作成できた後に、その予測値をどのように使うのかについて一例を用いて紹介する。そのあとにビジネス上気を付けるリークについていくつか紹介し、最終的には人間がしっかりと検証の枠組みを考えることをお伝えする。最後にデータ分析で大事なことをまとめる。

  • データサイエンス
  • 2021/04/28
【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第4回~~デジタル技術を活用した効果的な取り組み③

【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第4回~~デジタル技術を活用した効果的な取り組み③

前回の記事では、コロナ禍での環境・経済の変化の中の保険会社の業務のあり方として、保険会社職員やコールセンターオペレータの在宅勤務での業務効率化に向けた文書のデジタル化と、非対面での顧客へのサポート、およびデジタルソリューションについて述べてきた。定型商品での提供を行うダイレクト販売や職域販売を除けば、保険営業のスタイルは、営業職員が顧客を訪問し、または顧客が代理店や保険ショップ、銀行窓口へ訪れ、対面で向き合い、募集資料やオンライン画面を使用した詳細な説明と納得のもとに、時に相手の顔色を伺い、提案を繰り返して成約に至る、伝統的でなじみ深い特徴を持っている。しかし、多くの保険会社は三密回避と自粛規制の中で、非対面販売方式をベースに将来のノーマルな営業スタイルへ変化していくよう、よりきめの細かいサービスの提供と維持ができるよう、取り組んでいると想定する。本稿では、非対面販売に向けたアプローチとソリューション、考察事項について、生命保険の対面販売と新契約申込プロセスを例に、詳細に述べていくこととする。

  • InsurTech
  • 2021/04/27
【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第3回~デジタル技術を活用した効果的な取り組み②

【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第3回~デジタル技術を活用した効果的な取り組み②

日本生産性本部が10月上旬に実施した新型コロナウイルスに関する働く人の意識調査結果によると、テレワーク実施率は18.9%であった。5月調査の31.5%からは大きく低下しているが、前回の7月調査の20.2%から大きな変化は見られない。また、テレワーカーがテレワークの課題として指摘した「職場に行かないと閲覧できない資料・データのネット上での共有化」は30.8%であった。5月調査の48.8%、前回7月調査の35.6%から減少しており、企業がテレワークの課題を解決した結果がうかがえる。保険業界に目を向けてみると、生保全社(42社)合計の2020年4月~8月の新規契約(累計)は、件数で前年比44.9%減少している。8月単月の減少率は14.3%であり、回復傾向にあるが、この新規契約件数の減少はコロナウイルスに伴う対面営業の自粛が起因している。前回の掲載では顧客満足度の向上や業務プロセスの効率化の実現を図るために弊社が「AI」を活用して業務課題を解決した事例を紹介した。今回は「RPA」を活用した在宅勤務における業務オペレーションの見直しと、「画面共有」を活用した非対面における顧客エクスペリエンスの向上についての導入事例やソリューションを紹介する。

  • InsurTech
  • 2021/04/20
【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第2回~デジタル技術を活用した効果的な取り組み①

【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第2回~デジタル技術を活用した効果的な取り組み①

昨年の6月から始まった新型コロナウイルスの「第2波」は、落ち着きを取り戻してきているが、まだ予断を許さない状況が続いている。保険会社は、すでにDX技術を活用し、コミュニケーションや営業プロセスを強化することで従来どおりの対面販手法を見直し、非対面営業を組み合わせたハイブリットな営業プロセスを確立しようとしている。DXを実現するための代表的な技術としては「AI」、「RPA」、「ビッグデータ」、「IoT」、「クラウド」、「ブロックチェーン」がある。With/Afterコロナウイルス禍のニューノーマル時代においてこれらのDX技術を活用してビジネスを変革していくことが今まさに求められている。今回は顧客満足度の向上や業務プロセスの効率化の実現を図るために弊社が「AI」を活用して業務課題を解決した事例を紹介する。

  • InsurTech
  • 2021/04/13
【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第1回:ニューノーマルに向けたデジタルアプローチ

【連載】保険業界が取り組むべき重要事項第1回:ニューノーマルに向けたデジタルアプローチ

新型コロナウイルスのパンデミック状況において保険業界は柔軟に業務モデルを対応させ、従業員の健康と安全を守りながら、ビジネスとサービスを継続させている。新型コロナウイルスのワクチン開発が進められているものの、このウイルスの収束はいまだ不透明な状況である。仮に収束が見えてきたとしても、新型コロナウイルス発生前の元の状況に戻らず、ニューノーマルな時代がやって来ると言われている。そのような中、各保険会社においては保険商品、保険請求・支払、保全等のバリューチェーン全体で、デジタルの持つ強みを継続的に活用していく必要がある。本稿ではWith/Afterコロナにおけるデジタル技術を活用した保険業界の取り組みについて複数回に分けて解説する。

  • InsurTech
  • 2021/04/06
コグニザントジャパン 村上申次新社長に聞く顧客の事業を起点とするDX推進~強みは〝マルチナショナル人材〟

コグニザントジャパン 村上申次新社長に聞く顧客の事業を起点とするDX推進~強みは〝マルチナショナル人材〟

コグニザントジャパンでは1月4日付で村上申次氏が新社長に就任した。今後はIT業界で30年以上にわたりマネージドサービス、モバイル通信、事業開発、市場参入戦略を統括してきた経験を生かし、コグニザントが世界の中でも成長市場と位置付ける日本での事業をけん引していく。日本の保険会社に対しては、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)とカスタマーエクスペリエンス(CX)に注力し、同社ならではの「顧客の事業を起点としたデジタル改革」を推進していく方針だという。同氏に就任の所感や今後の計画について聞いた。

  • 事業戦略
  • 2021/04/01
2020年に情シスは何を頑張ったのか? IIJが実施したユニークな調査に注目!

2020年に情シスは何を頑張ったのか? IIJが実施したユニークな調査に注目!

2020年は新型コロナウイルス感染症により情報システム管理者ににとっては、「苦労の絶えない1年」となった。本稿では、インターネットイニシアティブが2020年11月に情報システム管理者に対して実施したアンケート調査より何に苦労し何に頑張たっかを紹介する。

  • FinTech・IT
  • 2021/02/02
4つの方式を比較――クラウドサービスの通信接続はどうすれば安定化できるか

4つの方式を比較――クラウドサービスの通信接続はどうすれば安定化できるか

クラウドサービスを利用する上でIT管理者を悩ませる課題に、通信負荷がある。ユーザーの利用頻度によっては “ネットワーク負荷を要因とするパフォーマンスダウン” が生じてしまう。通信負荷を回避する、あるいは軽減・分散する仕組みは不可欠である。本稿では、インターネットイニシアティブがまとめたホワイトペーパー「クラウドサービスの通信負荷を解消――4つの方式比較資料」から、通信負荷のボトルネックを解消するための方式として4つの選択肢を解説する。

  • FinTech・IT
  • 2021/02/02
講義へのICT活用を積極化する中央大学は、どのようにしてデータマネジメントを実践しているのか?

講義へのICT活用を積極化する中央大学は、どのようにしてデータマネジメントを実践しているのか?

新型コロナウイルス感染症は、世の中に大きな影響与えているが教育現場への影響は計り知れない。そんな中、中央大学ではICTの活用を積極的に取り組んでいる大学の一つだ。本稿では、中央大学のICT教育におけるデータマネジメントのICTサービスを安定的に提供しているのか事例を紹介する。

  • データサイエンス
  • 2020/11/27
外部ベンダーと有価証券運用システムを開発 運用管理や発注を“オールインワン”で実現[日本生命]

外部ベンダーと有価証券運用システムを開発 運用管理や発注を“オールインワン”で実現[日本生命]

日本生命とグループ会社のニッセイ情報テクノロジーは、ブルームバーグ・エル・ピーと協業し、日本生命の新たな有価証券運用システムを開発・導入した。スピード対応が求められるIT課題の解決に、「オープンイノベーション」は欠かせない。日本生命の資金証券部 専門部長の藤盛信氏と財務企画部 担当課長の郷司環志氏に、有価証券運用システムの特徴や、グループが掲げるIT戦略について聞いた。

  • 事業戦略
  • 2020/10/05
資本市場のデジタル化と投資家の権利保全の両立

資本市場のデジタル化と投資家の権利保全の両立

三菱UFJフィナンシャル・グループが証券と資金の決済を自動化する「Progmat(プログマ)」の開発に取り組んでいる。Progmat実現後に可能となることや、フラットフォームとしての特徴・展望について三菱UFJ信託銀行 経営企画部 FinTech推進室 調査役の齊藤達哉氏に話を聞いた。

  • FinTech・IT
  • 2020/07/10
地域金融機関におけるデジタル化の進展

地域金融機関におけるデジタル化の進展

【PR】世界最大級のITインフラ企業Dell Technologiesは2020年4月24日、インテルの協賛で金融機関向けにデジタル化戦略に関するオンラインセミナーを配信した。新型コロナウイルス感染拡大で金融機関でも在宅ワークが広がる中、同社常務執行役員の本間氏は「こういう時だからこそ情報を提供し、DX(デジタルトランスフォーメーション)、ワークスタイル改革に貢献する」と力を込めた。先進的なデジタル化への取り組みが説明されたセミナーの内容を紹介する。

  • FinTech・IT
  • 2020/07/09
量子コンピュータ革命で金融分野の取引多角化に期待

量子コンピュータ革命で金融分野の取引多角化に期待

近年、量子コンピュータが朝刊の一面を飾るなど、大きな注目を集めており、金融機関も量子コンピュータの金融分野への応用先の検討を行っている。本稿では、量子コンピュータにおける金融機関の取組動向から今後のビジネス活用についての可能性を解説する。

  • FinTech・IT
  • 2020/07/02
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