ベルフェイスから読み解く金融機関のオンライン商談(非対面営業)導入事例


長らく変化の少なかった金融領域の営業にも、新しい潮流が訪れている。まだ記憶に新しい菅元総理のゼロ・エミッション表明などを受け、金融が将来に果たせる役割を一社員が真剣に考える時代になった。顧客の購買体験(CX)を含め、重要なきっかけとなったのが「非対面営業」を可能とするソリューションの登場だ。本稿では、オンライン営業システム「bellFace(ベルフェイス)」の事例をもとに、オンライン営業の導入をきっかけとして起こった改革の事例を解説する。

目次

SMBC信託「お客様自身の購入のハードルが下がった」

最後に銀行の事例を1つ紹介しよう。

SMBC信託銀行は、実店舗が少なく、もともと24時間対応の電話窓口を持つことを強みの1つとしていた。

しかし、一方でどうしても電話だけのサポートでは難しい状況もあり、年配の顧客などはこれまで1時間かかっていたところが、30分ほどに短縮されるようになったという。売上としての成果も出ており、(電話のみの場合と比較して)成約率は5割増、オンラインだけで契約成立するばかりか、電話との比較で約2倍、億近い取引や外貨建ての数十万ドルという金額の取引事例も複数出ているという。

顧客の年齢層は20~80代と幅広く、明らかに取引の入口から出口まで一貫してサポートできる体制が作れたことの成果が出ている成功事例である。

もっと詳しく事例を読みたい方はこちら(ベルフェイスの事例一覧へ跳びます)

寄稿
ベルフェイス株式会社 サステナブル推進プロジェクトリーダー
依田 昂騎 氏
コミュニケーション領域のクリエイティブディレクター、マーケターとしてキャリアを重ねた後、2020年よりベルフェイスに参画。企業のコンサルタント・アドバイザーとしても活躍中。
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