84%が「金融業界はサステナブルな営業を取り入れるべき」と回答!デジタル原則への対応が急務(ベルフェイス調査)


デジタル社会に対応した政府の改革指針「デジタル原則」が明らかになり、法改正が検討されている今、世界のサステナブルへの潮流と合わせて、企業もますますデジタルへの対応を迫られていくこととなります。では、生活者は企業がオンラインを取り入れていくことをどのように捉えているのでしょうか?サステナブル営業*の観点から実施した調査からレポートします。

目次

企業はサステナブル営業に取り組むべきか

ここまで見てきたような事柄を、企業がこれからの時代、持続的に成長していくための課題と結びつけて総称し「サステナブル営業」と言います。「企業がサステナブル営業に取り組むことをどう思いますか?」との質問に対して、「取り入れるべき」と回答した方は89%に達しました。

もはや「サステナブル」は、よくイメージされるような環境問題だけの話ではなく、仕事や生活のあらゆる場面に渡っているキーワードです。企業は社会とともに成長していくべきであり、岸田内閣から明らかにされたデジタル原則とあわせ、企業は今後よりデジタル化への対応を求められていくと考えられます。とはいえ、オンライン営業は1つの手段でしかなく、見られているのは「企業が何に対して変わっていくべきか」の姿勢であることを忘れてはいけません。

金融業界はサステナブル営業を取り入れるべきか

では、業界別に見ると金融業界はどうでしょうか。金融業界は積極的・適度に取り入れるべきとの回答が84%に達しました。これは、その他の業界が40%前後であることを考えれば突出しており、生活者の強いニーズが現れる結果となりました。

なぜ取り入れるべきだと思うのか、具体的なコメントを収集していますので、合わせてご覧ください。

取り入れるべきと思う具体的なエピソード

  • 「保険相談でオンライン面談したことあったが、とくに対面と比べて不便さを感じなかった。会えた方がいいと思っていたが、資料共有もオンラインでできるし問題ないと感じた」(愛知県33才女性)
  • 「お客様によっては自宅や勤務先に来てほしくない人がいたり、法人も担当者によっては来てほしくない人もいるので、良い営業法だと感じています」(北海道59才男性)
  • 「コールセンターにかけてもなかなか繋がらないし分かりづらい。窓口で長時間待たされるのに手続きは一瞬」(青森県41才女性)
  • 「これからはSDGsを重視していかねばビジネスとして成り立たなくなる。デジタル原則の話もあり対応が必要」(岩手県45才男性)
  • 「移動時間、交通事情等で打ち合わせの時間に間に合わない可能性、対面で打ち合わせしても結局資料を見る程度だったということなど考えると、オンラインで充分だったなという事も多い。一度オンラインで打ち合わせした上で、必要ならば実際会うというのも効率的で良いのでは」(島根県49才女性)
  • 「金融機関は営業時間が普段自分の働いている時間と被るし、基本土日はやっていないためなかなか行けないから。全部オンライン化するのは不安だが、適度に取り入れるならあり」(岐阜県24才女性)
  • 「実際にオンライン面談をやってみると、やる前のイメージ以上に対面に近い形でコミュニケーションをとれると感じるので。ただしセキュリティ面も含め対面の優れた部分も多い(特に日本的文化としても)ので併用が望ましいのではないかと思います」(千葉県56才男性)
  • 「投資家の目が光っている」(広島県51才男性)
依田 昂騎 氏
寄稿
ベルフェイス株式会社
マーケティング
依田 昂騎 氏
1 2 3 4
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次