本邦金融機関におけるリスクベースの内部監査の実務~内部監査部門長/品質評価者・指導者による個別監査の監督・指導のポイント~

本邦金融機関におけるリスクベースの内部監査の実務~内部監査部門長/品質評価者・指導者による個別監査の監督・指導のポイント~

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新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響により、 内部監査実務にも変化が求められるフェーズに入った。また、リモートでの監査も多くなり、監査プロセスにおける課題((1)With/Afterコロナ環境下における効率的・効果的な内部監査の要請、(2)現行監査メソドロジーの見直し<監査品質・監査資源・所要時間等>)も浮き彫りになってきた。こうしたなか、内部監査部門長/品質評価者・指導者(以下、監査部長等)による監査実務の把握が困難な状況に陥っていないだろうか。本記事では、その解決に向けて、監査部長等の立場・視点から考察してみたい。

  1. 内部監査の果たすべき役割
  2. 監査対象・監査目標の設定、リスク評価
  3. 予備調査、監査プログラム(整備評価と運用評価)    
  4. オンサイト(監査証拠の収集、分析と評価等~発見事項、改善提案等)
  5. 最後に

内部監査の果たすべき役割

内部監査の果たすべき主な役割は、アシュアランス、助言および洞察の提供により、組織体(自社)の付加価値を高めることである。

監査部長等は、個別監査の実施を担う内部監査人を「監督・指導」するに当たって、以下のような点にも留意することが必要である。

  • 内部監査の実務では、多くのバイアスが存在する。
  • 監査部長等と内部監査人とでは、その役割や立場の違いから、双方が有している情報に非対称性がある。
▼最新の情報について詳しく知りたい方はこちら

● 【内部監査実務習得シリーズ第1回】本邦金融機関におけるリスクベースの内部監査の実務<内部監査の果たすべき役割~監査プログラム(整備評価)>
● 【内部監査実務習得シリーズ第2回】本邦金融機関におけるリスクベースの内部監査の実務<監査プログラム(運用評価)~改善フォローアップ・プロセス>
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